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｢別に命令する事無いからいいよ｣



結局何も浮かばなかった俺はそう言うしかなかった




｢え〜！

先輩にパシり扱いされる事期待してたのに！｣

｢……お前そういう人間なのか｣


｢ぶははw

まっさかー♪
























………やっぱ俺が命令したいわ｣









｢? なんか言った?｣



｢……いーえ、何でも無いです


…今日はあざした！

また会いましょうね〜｣






長野はヒラヒラと手を振ると、俺の帰る道の逆方向に行った