テキストサイズ

俺は玩具?【BL】

第10章 体育館倉庫





そうだ


長野は本当に卑怯な奴だ







抵抗したら涼太を傷つけると言うのだ





そうすれば俺が大人しくすると思って














「わかった…

もう抵抗しない…

何でも言うこと聞く……!

だから涼太の事…解放してくれよ!」






必死に頼むが





「……それはダメ

あの人には最後までいてもらう

先輩を見てもらう」






聞いてもらえるはずもなかった

















「遥…」





「…!!

涼太!」




涼太は荒い息を吐きながら言った







「俺の事はいい…

俺は大丈夫だから……

遥…逃げろ…!」







ストーリーメニュー

TOPTOPへ