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俺は玩具?【BL】

第6章 病院




その時



バンッ!!




教室のドアが勢いよく開いた

皆が一斉にその方向に目を向ける






涼太だった



「涼太また遅刻ギリギリかー?」



周りは笑っているが涼太は見向きもしない





…涼太?


俺の見間違いか?


顔色悪く見えるのは…





「……遥…学校出るぞ」

「は? 何で」

「いいから早く準備しろ」



そう言うと涼太は、廊下に出ていった




もし顔色が悪いと言うのが見間違いでなかったら…




「……わり!

佐藤は腹痛のため休みだと伝えておいてくれ!」



俺はダッシュで教室を飛び出した

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