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新婚生活?

第1章 新居。への準備

「ねぇ、らんな~。」

「らな。ん、がいらねぇ。てかもう覚えろ。」

また、バカにした。

ゲームオタクだし、自分より若いし、

そう!なんで若いやつと!!

超年上好きの私がどこで方向を間違えたんだ…?

「請求書にお名前をお願い致します。」

「あっ、はい。」

私は戸惑いながら、名前の欄に

『櫻井翔』

と書いた。

別に私が櫻井翔じゃないよ?
私は完璧『水田、蘭奈(みずた、らな)』


私はある会社の秘書で、

私が嫌々秘書として従っている、この会社の社長、櫻井翔で、

『ご祝儀がわりに、家具くらい買うよ。』

と、眩しい笑顔で答えたのだ。

さ、さすが社長☆ミ

超完璧だけど、もう妻子はおりますので。

狙う気など、さらさらないです(笑)

「…ーい。おーい。」

「おっ!なに?」

「だから、マクラカバー、この色でいい?」

「う、うん。全然いいよ。」

ちなみに、和也は同じ部所の社員です。

こんな説明してる間にも、和は着々と進めてる…。

びっくりだ。


意外とやる気を出し始めた。

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