新婚生活?
第4章 お見舞い&看病。
「…てか、起きてて大丈夫なの?」
「…大丈夫…。、、?」
「なんで疑問系?」
「…ちょっと、ヤバいかも…。寝てくる。」
そう言うと、私は席をたった。
目眩がして、一瞬フラッとする。
宙を游いだ右手を、和が掴んだ。
「大丈夫じゃないじゃん。(笑)」
「…ありがと。」
振り向いて、寝室へと向かおうとすると、
ひょいっと、抱き上げられた。
「ちょっ、下ろしてっ…//」
「下ろしたら、らんな絶対倒れるから(笑)」
「やだっ、重いっ。」
「全然軽いし。てか、すぐそこまでですから。」
和は、足で器用にドアを開けると、私をベッドに寝かせた。
さすがにに一人にダブルベッドは、広すぎる。
「寒い?」
「ちょっと、ね?」
「じゃ、俺も寝てあげる。」
そう言って、私の隣に入ってきた。
「これで、暖かい。…らんな、暖かすぎでしょ(笑)」
「そう?」
「俺が熱とってあげる。」
和は、横に寝返りを打って、私を横向きに、抱き締めた。
「移っちゃうよ?」
「大丈夫。和也くんは、丈夫です。(笑)」
毎年インフルエンザなってるくせに(笑)