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新婚生活?

第5章 運命?偶然?

私が入って1年目の入社式で、
和は入ってきた。

そして、私は彼のお世話係に。

「仕事のやり方、分かりましたか?」

「まぁ、はぁ、なんとなく。」

「分からないことあったら、いつでも聞いてください。」

すると、彼はニコッと笑って、

「はいっ。」

と、答えた。

私はその笑顔に見事騙されたのだ。


入社して、少したって行われた、歓迎会。

「蘭奈は誰狙ってんの?」

「んー、別に誰も。」

「二宮君とかと、仲良さげじゃん。」

「…でも、笑顔は可愛いね、年下だけど、、、」

「二宮君、取られるともう今年はおしまいかもなー(笑)」

「でも、付き合うとかはないよ、多分。」


このころは、まだなんとも思ってなかったんだよ。

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