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ふぅ、、。

仕事も一段落して、昼休み。

社員食堂に行って、カレーの食券を出して、席に着いた。

「あれ？蘭奈久しぶり。」

って話し掛けてくるのは、他の部所…確か人事部の、松岡あみ。同僚でした。

「久しぶりに会ったね。ここ、座りなよ。」

隣を指差して私は言った。

「じゃ、ありがたく。あれ？彼氏さんはいいの？」

ちなみに、私と和也の関係を公式で知ってるのは、この人と櫻井さんのみです。

…公式でね？

「お昼は一緒は居ないよ。」

「あそこにいる。」

指を指した方を見ると、


そこには、若い女の子の社員に囲まれた和也。

「いいのかな？大丈夫？」

「いつものことよ。」

ケータイいじってて、女の子達に見向きもしないし、ちょっと安心。

「よくあんなこ取っ捕まえたね。」

「私が告られた、って言ったらびっくりする？」

「ええっ！？二宮君が蘭奈を…？」

「不満ですか？」

「まあでも蘭奈も可愛いって評判だしね。お似合いですよ。」

「ありがとう。」

って言った。けど…

やっぱりちょっと不安。

そわそわしてると、メールが来た。

「ん？あれ、和也じゃん。」

『キョロキョロしてると、男に捕まえられるよ。』


…どんなメールですか。

でも少し嬉しかったのは、ちゃんと私に気づいてくれてるってこと。

だって、君と私の席、結構離れてるよ？

しかも君、四方八方女の子、いるよ？

だから、嬉しかった。