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「………。意外とへこむ。」

デスクに伏せないと、体が重かった。

パラパラと、書類が落ちる。

『ほらほら。落ちてるぞ？』

と、櫻井さんが、拾ってくれた紙は、

さっき、実織ちゃんが作った初めての資料。

「…あ、すいません。」

なんて、謝っても、頭の中はもう一杯で、

「大丈夫か？顔色悪いよ？」

余計に心配させてしまうだけ。

「…すいません。ちょっと頭冷やして来ます。」



もう4年目なのに、


自分がコントロールできない。