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エースの彼と………

第4章 これは………夢?

その時の先輩は
何かに怯えてるみたいで






私を抱きしめてる腕は微かに震えていた






「先輩、どうしたんですか?」

「あ、いや………ごめん」





今の先輩にはさっきまでの余裕がない






「リリ………」

「なんですか?」

「俺の昔話聞いてくれる?」




それは……














先輩が震えてる理由ですか?



「はい。」

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