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本当の自分

第10章 みんなのもの

シャワーから出て体を拭き、頭も乾かした。
バスローブを着て、リビングへ行き、Jが来るのを待った。

期待感、半端ない格好だなぁ・・・。


ピンポーン!!


「あっ、Jいらっしゃ・・・わぁっ!!」

「ニノ~、会いたかったよ~!」

「えっ?!会いたかったって、昼間スタジオで一緒だったでしょ」


玄関を入ると、いきなり抱きつき、激しいキスをしてきた。

その唇は耳、首筋へと忙しくおりていく。


「あんっ、Jここ玄関・・・だよ。
ベット・・・行こうよ」

「ベットまでなんて、我慢できない」


胸元から手を滑り込ませる。
まだほんのり温かく、ピンク色の俺の体にキスをする。


「お風呂出たばかりなの?
肌がピンク色・・・可愛いね。それに凄く
いい匂いするよ。何かそそられるね」


胸を触りながら耳元で囁く。


「あんっ、J・・・ここは、だめっ!
外に聞こえちゃうよ」

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