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なの×なの!

第2章 ようこそ、宮野家へ

突然のことで、びっくりする。つい、変な声をあげてしまう。


くるっと横を向く。宮野優だった。テレビで見るよりイケメンで少しドキドキする。

「は、はいっ!今日からお世話になる、香山乃愛です。」


「····やっぱ、かわいいな···。」


「え···?」


優はツカツカとこっちに歩いてきて、かなり距離が近くなる。

「あ、あの·····」

突然、優は私の顔を触り、顎を持ち上げてきた。

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