君に恋した冬
第5章 新しい生活
2人はそれからも毎日身体を重ね
今日もまた、情事にふけっていた
お互いの気持ちは知らない。
由梨もアキラを好きだという訳ではなく
ただ、アキラとのセックスが
好きで好きでどうしようも無かった
いわゆるセックスフレンドという関係だった
前までの由梨では考えられないが、
性欲は麻薬と類似している事もあり
由梨を夢中にさせる
大智の事は、頭の片隅にそっと伏せ
考えないようにしていた
だからこそ、アキラとのセックスに
溺れているのかもしれない
「由梨…もう、出る」
パンパンパンッ
『んっいいよぉっ、出してえ』
パンパンパンパンパンッ
激しく腰を打ち付け
「くっ…」
アキラは由梨の中に熱い液を放出した