テキストサイズ

君に恋した冬

第2章 受験に向けて




それから2日経った朝。




いつものように学校に行く準備をして家を出る。



偶然にも、大智と同じタイミングで
ドアを開けてしまった




「お!偶然にしてはすげぇな!」


『え…そうだね』



なんで忘れるって決めたのに
こんな事で喜んでるの、私

だめ。流されちゃだめ。

もう忘れるんだから



スタスタと歩き出した由梨を追って
大智は隣に並んで歩き出す




ストーリーメニュー

TOPTOPへ