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ソファーに腰掛け、ちゃんとお礼をしておこうと思い携帯を鞄から取り出すと一通のメールがきていた


それは先ほどの由梨のメールに対するアキラからの返信だった


【俺はおまえの事は何でも知ってる。】


私の事は…何でも…？
それってどういう…


そこまで考えてふと頭に恭介が過ぎる



──俺、軽い女嫌いなんだよね──



最初に恭介に言われた言葉がフラストレーションされる



アキラにも…なんだか言えない…
大智くんのときは言えたのに…



答えは既に決まっていた。


アキラが好きなんだから恭介とは付き合えない


明日、またちゃんと返事をしよう…



そのまま由梨は浴室へと向かった