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君に恋した冬

第2章 受験に向けて



それから大智とは
一言も話すこともなく

目も合うこともなく


終業式を迎えた





由梨は心が空っぽになったかのように
人形のような無機質な笑顔しか
浮かべられなくなっていた


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