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君に恋した冬

第2章 受験に向けて






「由梨ちゃん!次何歌うー?」



デンモク片手に加奈子が寄り添ってきた



『加奈子ちゃん、もしかして
ちょっと酔ってる?』



まだ未成年だというのに
世間の浮かれモードに便乗して
缶酎ハイを持参していた加奈子は

カラオケボックスの中で
それを飲み干し歌いまくっていた





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