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さよならから始まる恋物語【Love story】~雪の女王~

第3章 SideⅢ(沙絢)~Merry go round~

 胸が小さいとも言われたが、それは口にするのは恥ずかしいので、この際省略した。
「ああ、そう言えば、そんなことを言ったような言わなかったような」
 が、表情を見れば思い出したのは丸分かりである。
「人生終わる前に、女が終わってるっていうのはショックだったんだから。あんなこと言われたら、死ぬ気も失せちゃう」
「そうか、なら効果てきめんだな」
「え、それって、どういうこと?」

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