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貴方の気持ちが、分からない。

第3章 繋がった、関係。



引っ越し、直前。

コンビニから、帰ってくると、

玄関に、綺麗な靴が置いてあって、

なんとなく、予感はしてたけど、

まさか、あなただったなんて。


「あー、ひよりぃ、やっと来た。」

部屋から、顔だけ出して、私に手招きして、

すぐ、部屋に戻った。

「なに~?アイス溶けるんだけど…」

とことこ、その部屋へと入る。

ふわっ、と家で使ってない、どこかで嗅いだことある匂いが鼻を掠めた。

「…久しぶり、日和ちゃん。」


そこには、美樹先生がいた。

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