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猫の日常。

第13章 偽り

今日妹達がお祖父ちゃん達と
楽しそうに笑いながら話してたの横目で見てたんだ。…沢山褒められてた。
お手伝いや勉強、頑張ってるねって
えらいねって
勿論うちは褒められなかったけどさ
当たり前だよ、だってなんにもしてないもん
褒められるような事、なんにも出来てないもん
それでね、ふと思ったんだ
『最後に褒められたのいつだろう』って
もう随分と褒められてない気がする
でね、わかったの
うちさ、"褒められたかった"んだよ
うちも人並みに頑張ってるね、えらいねって
頭を撫でて欲しかったんだ
でも無理かな
だってうちには、誰も褒めてくれる人なんかいない。それに頑張れてないから
だから、褒めてもらうなんて絶対無いんだろうな

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