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紫響繚乱

第189章 モテキ



昨日、友達の恋愛相談を乗ってて。


友「あたしのモテキはいつだったけ?」

紫「知らんがな」


なんていう友達の一言から、恋愛相談→モテキの話題へとチェンジ。

友達は可愛いというか、綺麗系女子。

高校からの付き合いだけど結構ずっと定期的にモテてた記憶がある子。


で、今までで何歳の時に1番多く告られたかって話になって。

友達は、14歳の夏らしく、20人。

紫響は高3の卒業式で24人。


でもね、告られた人数が多いからってモテキって言うのとはちょっと違うよね?

って話になったんだよね。

あくまでも紫響と友達の見解だけど。

どれだけの人に告白されても、その時特定の人がいなけりゃモテキなのかもしんないけど…


どーんなに告白されてもやっぱり自分の想う人から好かれなきゃ意味がないわけで。

例えば、自分が凄く好きな人も、自分を好きだと言ってくれた瞬間。

この時が“モテキ”だよね。

って話になったんだよね。

だって、他の人なんて興味ないんだもんね?

その人だけ好いてくれればいいんだもん。

で、その人が好意を持ってくれた。


これだけで十分モテキっしょ。


っていう見解に至って納得した結果。

友達はフラれたので


紫「モテキじゃなかったね」

友「煩いわ!」


今は“モテキ”じゃない事が判明w

フラれても1カ月もしないうちに直ぐ次を見つける事が出来る、素晴らしい立ち直り術が扱える彼女。

昨日振られたのに、今日の夜は早速コンパ。

そのバイタリティーと回復術を伝授して欲しいといつも想う…。


次はもう少し見定めて付き合って欲しいと密かに願う紫響。


友よ!ファイッ❤






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