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紫響繚乱

第540章 優しさ





やっぱ、そこはちゃんと断るべきだったと思うし

デートしなきゃ好きだという気持ち消さないって言うなら

そこは、好きにすれば?って突き放すくらいじゃないと…。


実際さ、デートしたから、じゃぁもう忘れます!

って即忘れられるのか?!

って話だし。

絶対無理じゃん?

最後に楽しくデートしちゃったんだもん。

忘れられないっしょ。


忘れられないっていう女に限って即忘れて次を見つけたりするもんだしね。



だから、親友も、その優しさは違う!って激怒しちゃって

“優しさ”じゃなくて“バカさ”だから!

って散々説教されてて、彼氏君も
超反省。


女と2人で遊びに行かれた事。

それを内緒にしてた事。

はっきり断らなかった事。



この3つで親友は怒って説教してたけど


最後、罰として


廻らないお寿司を奢る事。



これで手を打って仲直り(笑)



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