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“さくら”が散る前に…

第5章 彼女と俺



「ねぇ、杉村君」


「ん?何 相沢さん?」



「クゥは…今……どうしてる?私が学校に行かなくなって…寂しがってない?」


「ああ、クゥのことは安心していいよ。俺がしっかり面倒みてるから…クゥが寂しがってるかはわからないけど……俺は…相沢さんがいなくて…寂しいよ……」



俺たちは少しの間 押し黙っていた



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