ねぇ、俺らにどうされたい?
第24章 OS×幼馴染み♪
5時間目。
いい感じの満腹感
呪文のような、数学
昼寝の条件にぴったり。(笑)
「ほーのか。」
ツンツンと、腕をつっついてくるやつは、
腐れ縁すぎる、幼馴染み。
「なに、智。」
「ノート、見して。」
「…また寝てたの?」
「ん。」
ふにゃふにゃした笑顔で、
私のノートのページを捲って、
自分のに、更々と書きつけていく。
「あの、よかったら、私のノート…」
斜め前に座ってる、モテ子ちゃんに、
爽やかな、笑顔を見せて、
その子は、勝ち誇ったように、
私を見つめる。
「…ん?あ、悪いけど、
俺、彼女は、ほのかしか眼中にないよ?」
ほら、こういうヤツだから。(笑)
だから、好きになんない方が、身のため。
何回、言ってきたか。