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ねぇ、俺らにどうされたい?

第29章 OS×兄妹♪

…。


天と地がひっくり返ったみたいに、

今の私は、仰向けになってて。


「ん、、」

寝起きで、目が閉じかかってる智にぃが、


私に、    馬乗りになってる。


「降りてください。」

「ん、やだ(笑)」

「なんで。」

「いや、ほのかちゃん隙だらけだし。(笑)」


息がかかる位、近くて、

変な気が起きそう。


♪~♪~

私に顔を近づけたまま、

ポッケに入ってるケータイを出して、

メールを見る。


「彼女?」


出来るだけ、普通に、茶化すように、

聞いてみた。


「ん、違うよ。しょーくん。」

「そっか。」


安心して笑うと、

グッてさっきより顔が近付く。


「それとも、彼女が良かった?」

「そんな訳、んっ、」


雑に重なった唇。

とっさに目を閉じると、

何度も短く、くっついては、離れる。


酸素がなくなって、少し唇を開けたら、
何かが口の中に入ってきて、

それを舌だと分かるのに、少し時間がかかった。


「んっ、ちょっ、…」

精一杯の力で、肩を押し返すと、


「ほら、隙だらけ。」


なんて、笑って、

少し濡れてる唇を、指で拭った。

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