ねぇ、俺らにどうされたい?
第6章 SS×兄弟
「翔!起きて!!」
なんて1階から叫んでも起きてくる気配はなくて、
しょうがなく、2階への階段を上がる。
トントンッ
ノックして入る。
「翔、もう遅刻なんだけ、、ど、、」
ベッドの上を見て、固まった。
し、翔くん??
なぜにパンツ一枚で寝ているのですか?
「んー、あともう少し。」
もう少しじゃないよ。
人の気も知らないで。
「早く起きろっ!!!」
「分かったぁ、ごめんなさい。」
寝癖めちゃくちゃたってる頭が、
学年首位の頭とか、絶対思えないし、
この姿で、女の子からモテモテとか、絶対連想できない。
だけど、死ぬほどかっこいいんだよね。
あ、紹介遅れました。
私、櫻井翔の姉の、櫻井春です。
訳あって二人で暮らしてるんですが、
実は私達、禁断のカンケイなんです…。