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残業・メモ子

第16章 動揺


ビクッとからだが…その声に反応した…



コンビニに向かう足が…止まった…





『石割…さん…』




そこには…私の顔が…気になったと言う石割が立っていた…


待ち伏せ―――――…いや…



あの顔は…偶然…って感じだ…



私は…一礼して…通り過ぎようとした…









「今日……お店には…来ませんか?」









『…もう…行かないので…』



私は…顔を隠すように…マフラーを口元まで引き上げた…







「…俺の…せいですよね…」






はい――――――…と…言いたいが…




珍しく…空気を読んで…黙ってみた…






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