残業・メモ子
第17章 変化
私は…メモ帳を閉じる…
あの…不快な鳥肌は消えていた…
影男の事を考えると…
落ち着いた―――――…
どんな人なのかな…影男…
「お待たせしました。野菜スープです。」
『ありがとう。』
「///はっはい!ごゆっくり」
石割は、スープの皿と伝票を置くと…そそくさと奥へ戻った…
『?…あっ!』
私は、ダテ眼鏡を外していたことに気がつく!!!
あっ!顔………
私は……ガラスに映る自分の顔を見る…
顔を隠す髪―――――
その隙間から……除く…顔…
『…また…母に似てきたな』
野菜スープの香り……
影男………が……石割なら……
楽…なのに…