残業・メモ子
第32章 美男
藤原は、冷めた笑顔で仕事に戻った…
私は、一人取り残され…
しばらく…動けなかった…
顔…見られたし…
つーか…藤原は、自分が美しいって自覚してるし…
はぁ…しかし…藤原が影男でないなら…誰が?
……ダメだ…頭が回らない…
私は、お茶を買おうと自販機を見た…
視界に入ってきたのは…
営業部のためにあるであろう…栄養ドリンク!
ピ!――――――ガコン!!!
私は、栄養ドリンクを勢いよく開けると!
『よし!!!』と言い一気に飲み干した!!!
『……おぇ』
結局…自販機でお茶を買って…口直し…