残業・メモ子
第35章 食後
食後のコーヒーを飲みながら、藤原に説明を求めた!!!
「…私、人事部で結構…待ったんですけど…」
藤原は、ブラックのコーヒーを口に運び…ニヤニヤする…
「でも、動かず待ってたら…メモ出来ただろ?」
『……どうやって…あのピンポイントを特定したんですか?」
藤原は、カップを静かに置くと…縁を指でなぞる…
「暗号を解読したのが…中村だけじゃないって事…
ちなみに、田口の秘密の暗号も…解読してたしね」
はぁ?…っと…目をまるくする…
藤原は、システム部だ……
有り得る話だ…
『じゃあ…自分で確かめれば良いじゃないですか…』
「メモしないと…意味ないでしょ?影男の為に……」