残業・メモ子
第38章 溝女
「…ビッチが化粧して…男狩ですか?伊藤さん?」
ガタ!!!っと伊藤が大きく動揺した!!!
『えっ!!!ちょっと…藤原さん…ひどい…』
伊藤は動揺しつつ…瞳を潤ませた…
「あ〜…泣かないでね〜…ブスが更にブスになるから!
回りにも…ご迷惑だから…おいしい、イタリア料理食べてんのにブスの泣き顔で…台なしにしたくないでしょ?」
『?!はぁ…///ブスって』
泣きに入ろうとした伊藤は…泣きとは180度違う!怒りの表情になっていた!!!
「…嘘泣き…バレバレじゃん!
つーか…嘘ばっかじゃんか…伊藤さん?」
私は…藤原のズバズバと伊藤を傷つける台詞に…呆気に取られていた!
橘さんも…大島も…多分私と同じ表情なのだろう…