テキストサイズ

残業・メモ子

第64章 熱唇


私は……藤原の唇を見つめる…





「………芽依……子…」



私の名前を囁く唇……




綺麗な…唇………




藤原の目を見る―――――…




――――…藤原の視線も…



私の唇を――――…見ている…














ゆっくり……距離は縮まる…







藤原の指が……私の頬に触れる…




ピクっ…と…してしまう…



でも―――――…



………距離は…縮まる…






「……俺は…大島みたいに…優しくしてやれないからな…」




唇に…せつなく…息がかかり―――――――…







唇は…重なった――――…






ストーリーメニュー

TOPTOPへ