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残業・メモ子

第12章 沈黙


「いらっしゃいませ……」


私はいつものファミレスに…夕飯がてら寄った……



食欲はなかったが


…毎日の習慣は怖いもので…足が向いてしまうのだった…



私は…ダテ眼鏡を外し…


メニューを見て、接客ボタンを押した…




「お待たせしました、ご注文ですね?」


店員は…石割…


ど〜も…と…苦笑いをする石割…


『…ビールと…枝豆』



「…珍しい…ビールなんて体調は…いいんですか?」




『………大丈夫です。』






「そうですか。

………なら…よかった……
少々お待ちください。」







私は、メモ帳を開き……



コメントを考える――――…




メモ帳の…

“影男さん―――――――――



の、後のメモ子は…沈黙したまま……


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