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近くて甘い

第11章 愛の鎖

嫌なわけないのに…


意地悪な質問は恥ずかしいからしないで欲しい…



「はぁ……真希…っ」



「あっ、きゃっ」


押し倒されながら、光瑠さんが見せた真剣な瞳にドキッと胸が鳴る。



「狂いそうなほど…」

「───…」

「愛してる──…」

「っ……」



優しい愛撫が始まる。


その熱で身体が溶けそうな…


そんな愛撫───




本当に…
高校生相手にあんなに嫉妬するんだから、
光瑠さんは狂ってる…


そして…


そんな光瑠さんが愛しいんだから、きっと私も…


「……お前は…どうだ…」


「はあっ…私も…っ。ああっ…」


「私も…?…っ…私も…なんだっ…」


「狂ってる…っ」

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