近くて甘い
第12章 お願いの仕方 ~真希~
でも、男の子いないし、大丈夫だよね?
「そうじゃなくて…」
「そうじゃない?」
っ…
はっきりと目を覚ました光瑠さんの目が少し鋭くなる。
いけないいけない…
刺激しないように…
なるべく穏やかに…
「あの…梨子っていう友達がいるんですけど…」
「梨子?男か───…?」
はぁっ?
「なんでそうなるんですかっ!梨子って言ってるでしょ?女の子ですって…」
「ならいいが…。それで?」
頬杖をついた光瑠さんは私の頭に手をのせ、優しく撫でる。
「ゴッ、ゴールデンウィークに八ヶ岳にある親戚のお店を手伝ってほしいって…言われて…」
「ほぉ…」
ゆっくり顔を近付けた光瑠さんは、私にキスをしようと瞼を瞑った。
いまだっ!
「あのっ泊まりでっ…!!」
「泊まりぃい!?」
唇が重なる寸前で光瑠さんは目をパチっと開いて動きを止めた。
「そうじゃなくて…」
「そうじゃない?」
っ…
はっきりと目を覚ました光瑠さんの目が少し鋭くなる。
いけないいけない…
刺激しないように…
なるべく穏やかに…
「あの…梨子っていう友達がいるんですけど…」
「梨子?男か───…?」
はぁっ?
「なんでそうなるんですかっ!梨子って言ってるでしょ?女の子ですって…」
「ならいいが…。それで?」
頬杖をついた光瑠さんは私の頭に手をのせ、優しく撫でる。
「ゴッ、ゴールデンウィークに八ヶ岳にある親戚のお店を手伝ってほしいって…言われて…」
「ほぉ…」
ゆっくり顔を近付けた光瑠さんは、私にキスをしようと瞼を瞑った。
いまだっ!
「あのっ泊まりでっ…!!」
「泊まりぃい!?」
唇が重なる寸前で光瑠さんは目をパチっと開いて動きを止めた。