近くて甘い
第2章 JK復活!
「本当っ!失礼しちゃう!私がいつ男の人をたぶらかしたの!?ていうか、そんなに私のこと信じられないの!?」
行きの道のり。
隣でずっとぶつぶつ言っている真希を愛花は苦笑いしながら見ていた。
先ほどの主人の言動と行動は、どう見たって嫉妬だったのだが、その事に何故か気が付かない真希を不思議に思っていた。
決して鈍い人ではないのだが、どうも主人相手には少しばかり鈍感になってしまうようだ。
「ねぇっ、愛花ちゃんっ…!!私スカート短いと似合わない…!?」
「えっ…いえ、むしろお似合いかと…」