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近くて甘い

第2章 JK復活!

朝、なんかチクッとするなと思ったら、まさかあんなにキスマーク付けられていたなんて…
しかもこんな見えるところに…!しばらくYシャツ開けれないじゃんっ…!



「変なの。」



ポツリと洩らした梨子の言葉に私は苦笑いを返す。



実は、
親友である梨子にさえも、私は光瑠さんのことをまだ言えていない…


どう説明していいか分からないからだ。


この会っていなかった間に婚約して…一緒に住んでて…。


しかもその相手があの大企業有川商事の社長だなんて、きっと信じてもらえないし、言い出す勇気もない。



だから、梨子には愛花ちゃんのことも『最近近くのアパートに引っ越してきた友だち』と言っている。



それこそ、
まさかメイドさんとは言えないからだ…。


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