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浩平もそれは思っていた。


髪が伸びたからだろうか…かわいくなったという言葉では何か言い尽くせないが、以前の真希とはどことなく雰囲気が違う。



「いや、かわいくなったっていうか………なんか…」



梨子の言葉に真希が首を傾げて耳を傾ける。



「エロくなった」



その言葉に、浩平は固まった。



確かに。
かわいくなったという言葉でいい尽くせなかった事…

それは色気だ──



動揺する真希をみてケラケラと亮が笑う。



「えろいって!?えぇっ!?」

「あんた、もしかして…」



梨子の言葉に浩平はストップを掛けたくなった。



ちょっちょっ…！！
それ聞いちゃう!?

いや気になるけども、心の準備がっ…！！