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この前、近くて遠くて、人を拾いました!?

第2章 支度 (この前、人を拾いました)

「ハハハハハハっ!!ゆいちゃんっ!!あったぞ!どこにあったと思う?笑えるゾっ!!!」



背後からレイの声が聞こえて私は慌てて振り返った。



「そんなどうでもいいクイズに答えてる暇ないからっ!」



といいながら、
パーティースーツ姿のレイにキュンってしてる私は、本当にめでたい女だと我ながら思う。



「仮○ライダーだっ!仮○ライダーたちが僕のネクタイをしていたっ!ハハハハハハっ!あいつら中々やるなっ!!」



そのレイの発言を聞いて、ハッとした私はすぐさま二階に上がった。

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