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春の風

第1章 序章


だけどたまに、ごくたまに
とてつもなく虚しくなる時があるんだ


彼女とか好きなやつの話をする友達を見てると

いいなって、羨ましいなって思う時があるんだ


廊下ですれ違ったとか
挨拶できたとか

そんなしょうもないことですごく嬉しそうにしてるやつらを見てると不思議だった

だけどそん時のやつらは本当に幸せそうなんだ



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