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誘惑~甘美な秘蜜~

第2章 202号室

部屋の鍵を回して、ドアを開けると、


「こんばんは~。」


と、明るい声が廊下に響く。


「あっ、こんばんは。とりあえず、中へどうぞ。」


タカシは、挨拶もそこそこに部屋の中へと入っていってしまった。
先にいってしまうタカシを追うように、鍵を締め、靴を揃えてから部屋へと上がる訪問者。

訪問者が部屋の中へと入ってきた時の第一声は、


「うわっ!なんか凄いカラフルですねぇ!」


これでもかと沢山の色を使われた内装に驚きを隠せないでいた。


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