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histoire d'amour eternel

第6章 Voice

『もしもし?』


「はいはい?」



変わらず。


低いのか、高いのか…どっち?

っていう声で。


だけど、凄く凄く優しくて


心がギュッて温かくなる声を届けてくれる君。


この声に、この先ずっとずっと…


ずっと触れていたいと思う瞬間。



声の持つ威力は、文字にも勝る。



君だからこそ、そう思う。




『愛してるよ』




今日も、君の甘い声に私の心は満たされ

また少し、強くなれる。





*Fin*










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