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histoire d'amour eternel

第8章 雨が上がったら

雨降りの時だけ、彼との距離が自然と縮まるこの瞬間が



堪らなく、好き。



凄く、凄くドキドキしちゃうけれど



でも、堪らなく好き。




「雨って、いいね♪」



今まで嫌いだったモノも、彼のお陰で好きになれるって

何だか、凄い。




「そうかー?」


「うん♪好き♪」


「ふーん?何で?」



傘を差しながら不思議そうな顔で私の顔を覗き込む彼。


私がどうして雨降りが好きかなんて



「内緒♪」



恥ずかしくて教えれない。







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