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histoire d'amour eternel

第13章 36.5℃

あなたの温もりが消えちゃう前に

あなたが居た場所をそっと撫でる。


そこには確かにあなたが居た証の温もりが残っていて。

あなたを感じたくて。

あなたに触れたくて。


あなたの残した温もりに、そっと顔を近付け


キスをした。



もしも、願いが叶うのならば・・




もう1度だけ



力強く、ギュッと私を抱き締めて・・


他に何も要らないから



私は




あなたしか、望まない。






*Fin*










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