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「別に？」


っていつも言って退けても、そんなのコイツには通用しなくって。



【はい、嘘。その嘘、面倒臭い】


「は、はぁ…すんません」


【３０分後】


「へ？！」


【３０分したら着くから準備しとけ】



毎回、強制的にこの流れ。


有無を言わせない強引さは否めないけれど


こんな時だからこそ、コイツの優しさが



実は、凄く嬉しかったりする。




――――に、しても…。




ほんと、毎回何であたしの落ち込み具合が分かるんだろう。


何かレーダーが内臓されてんのか？


不思議だぁ……。