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histoire d'amour eternel

第21章 淡い想い出

俺と愛の“恋”は

俺の身勝手さと、俺の我儘と


そして



『俺は愛なんてもの、信じないから』



俺の弱さから始まった。


ホント。

今思い出してもすげー最低な事をしてたと思う。



『ヤッたら自分のモノとか思わないでね?』


『そんな事……思いません』



愛を傷付けて



愛を泣かせて



愛の笑顔を曇らせて




『先輩は幸せに笑っててください』


『……ごめん』



自分が笑える道を選らんだ最低な自分に


嫌気が射して仕方がなかった。


でも、それさえも

これで良かったんだ。

そう自分を正当化させてた愚かな人間だった。





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