
histoire d'amour eternel
第24章 First
今更
君の“初めて”なんて、もうないのかもしれないけれど
君の“初めて”なんて、残ってないのかもしれないけれど
だけど
君の“初めて”に
私も1つくらい、私色に塗りたいな。
なんて。
君の“初めて”の想い出枠に、“私”という存在も仲間入りしたいな。
なんて。
だから、ちょっぴり勇気出してアピール。
「私、君の初めて探しするッッ♪」
それに対して君の応えは………
私が全く望んでない“初めて”の部分を提案。
「そんなの、嫌だし!!」
思わず拒否。
そんな私にケタケタ笑ってる君を見て
溜息混じりに、微笑。
