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histoire d'amour eternel

第2章 幸せの形・・・

「じゃぁ、ちょっと……」


そう言って近くにあったタオルで私の目をギュッと覆い視界を閉ざされる。



「…ちょっと、やだ…怖いよ?」


真っ暗で、今までこんな事された事がないから少し不安になる。


「いいから。ちょっとじっとしてて?」


頭上から司の優しい声と同時にスッと身体が軽くなって。



「つ…司?」


目隠しのまま放置されるのかと思って不安になって呼びかけると、すぐさま戻って来て


「ごめん。ちょっと怖かった?」


って頭を撫でてくれて一気に安堵感に包まれる。



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