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I'll protect you.

第15章 限界


帰り道、さっきの教室の出来事を思い出す


…あの時

シンが言ってくれなかったら俺はみらいになんて言ってただろう


きっと、思ってることを怒りにまかせて怒鳴ってるだけだっただろうな…




…シンが言ってくれてよかった




あの状況でシンも相当怒っていたと思うけど
そんな中でもシンの優しさに俺は気付いた


”みらいは間違ってる”


そう言ったシンの優しさにみらいは気付くだろうか



俺にはないシンの優しさに自分はなんて小さい人間だろって思った



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