I'll protect you.
第18章 いつか
キャンプから3日が過ぎた
あの夜シン君とのことがあったからといって、気まずくなることもなくいつものように過ごした
だけど、あの日以来みんなとは遊べていなかった
理由は、私の住んでいる町に台風が直撃したからだった
一体、何回台風くんのよ!
と、心の中で何回ツッコんだかわからない
台風のせいで停電したり
買い物に行けなくて食べる物がなかったりと
大変な毎日を過ごしていた
その度に隣に住んでるコウキ君が懐中電灯を持ってきてくれたり
シン君のお母さんがご飯を作ってくれたりもしてくれた
改めて、みんなに支えられてるなと実感した