無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

_____________________________________
__________________________
________________





『優、おはよ！』





『おはよ！今日も混んでるね…』





電車の中で楓と出くわした





『てか、宿題やった!?』





…ゲッ！？



宿題なんてあったの!?




『…やってない』




『だよね〜！

優には涼太がいるから大丈夫か！』




そう言って手で口を覆って笑う楓




『ちょっと!!


それどーゆう意味!?』




『そのまんまの意味よ♪


土曜日に二人でデートしてるとこみんな目撃してるんだから』




あれは違うよぉ…



『愛美に連れてかれたの！


王子様がどうのとか言ってさー。


その王子様が涼太の友達みたいでさ』





『王子様って…もしかして…


Ｃ組のおバカ三人衆の誰か!?


イケメン二人と美女一人の誰さ!!?


あの超イケメン君!!!!?』




楓のマシンガントークに口がポカーン状態



なにそれ？



おバカ三人衆…？



『ごめん楓…


私、その人達知らないんだけど…』



楓は私の肩をブンブン振りながら言った



『知らないの!!!!?


あんた、同じ学校の話題の三人を知らないなんて遅れてるわｯ!!


あの三人は国宝レベルよ!!!


今日学校行ったら見に行くよ!!!!


わかった!!!!?』





『は、はい…』




楓に威圧されて逆らうことができなかった…